インターンシップに意味はあるの? 参加する目的やメリットを紹介

インターンシップ中の学生

就活生だけでなく、低学年でも参加する人が多いインターンシップ。しかし、インターンシップに参加する意味があるのか、悩んでいる学生もいるはずです。この記事では、インターンシップに参加する意味や目的、参加することで就活生にどんなメリットがあるのかについて紹介します。

インターンシップとは

インターンシップとは、文科省・厚労省・経産省によると、「学生が企業等において実習・研修的な就業体験をする制度」と定義されています。 つまり、その企業・業界に就職したらどのような仕事をするのか、どのような苦労があって、どのようなやりがいがあるのか学ぶ機会がインターンシップです。本来は選考とは無関係に実施されます。

インターンシップは主に「1DAY」「短期(5日~1か月)」「長期(3か月~2年)」の3種類に分けられます。自分の目的と都合に合ったインターンシップを選んで参加しましょう。

インターンシップに参加する意味はある?

目的を持って参加すれば意味がある!


インターンシップは、目的を持って参加すれば、参加する意味は十分にあります。学生のうちから社会人と同じ経験ができるので、得られるものも多いはずです。実際、インターンシップ中は、その業界・職種の仕事内容やビジネススキルなど、アルバイトとは違った貴重な経験ができます。

目的を理解していないと意味がない


インターンシップ本来の目的を理解していないと、「参加しても意味がなかった」と感じるかもしれません。例えば、「選考を免除されたい」といった、インターンシップ本来の目的とは違った理由で参加を考えていた人は注意が必要です。インターンシップはあくまでも就業経験の場なので、貴重な経験ができても、意味がなかったと感じてしまうかもしれません。

インターンシップに参加する場合は、何のためのインターンシップなのか理解し、参加する目的を持つようにしましょう。

インターンシップに参加する目的とは?

インターンシップ体験

意味のあるインターンシップにするために、まずは3つの目的を意識しましょう。

・インターンシップを通じて「業界研究」をする
・インターンシップを通じて「職種研究」をする
・インターンシップを通じて「企業研究」をする



インターンシップを通じて「業界研究」をする


インターンシップに参加する学生のうち、最も多いのは3年生です。しかし、低学年のときから参加できるインターンシップもあります。もし、どの業界に進むか未定の場合は、「インターンシップで業界研究を行う」という目的を持って参加しましょう。
金融、出版、広告など、どの業界が自分の適性に合っているのかを体験して知ることができます。また、複数の業界のインターンシップに参加してみることで、「この業界はこれから成長しそうだ」「思っていたよりも面白そう」など、意外な発見もあるはずです。


インターンシップを通じて「職種研究」をする


業界がある程度特定できている人は、その業界の中で「どの職種が自分に向いているのか」試す目的でインターンシップに参加しましょう。
例えば、営業や事務職などで、実際に企業で働いてみると、「営業も資料作成で内勤の時間が多い」「事務職でも来客対応でコミュニケーション力が求められる」といった新しい発見ができるはずです。


インターンシップを通じて「企業研究」をする


すでに業界や職種の方向性が決まっていて、志望の企業がある人は、「その企業の実態を把握する」目的でインターンシップに参加しましょう。
インターンシップでは、社風や職場の雰囲気、実際に企業に入らないと分からない人間関係などを知ることができます。また、会社説明会やパンフレットだけでは分からない情報を得られるのもインターンシップの魅力です。
まれに、採用担当者に直接質問ができるインターンシップもあります。すでに志望先がある場合、採用の傾向などを知ることができるので、インターンシップに参加しなかった人よりも有利に就職活動を進められるはずです。

インターンシップに参加するメリット

インターンでプレゼンをする学生
就活生はもちろん、低学年のときからインターンシップに参加すると以下のようなメリットがあります。

・社会人としてのスキルが身に着けられる
・就職活動や社会人になった後にも役に立つ人脈が作れる
・参加しなかった学生よりも就職活動が有利になる・・・・・・
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