就活や将来の仕事にも役に立つ!大学生におすすめの貯金方法4選

貯金を考える学生

ここでは、就活や将来の仕事にも役に立つ、大学生におすすめのお金の貯め方を4つご紹介します

・クラウドソーシングを利用して仕事を受注する
・希望業界の長期インターンで働く
・「収入」と「支出」のバランスを見直す
・在学中に起業する

1.クラウドソーシングを利用して仕事を受注する

クラウドソーシングで仕事を受ける学生

クラウドソーシングとは?


クラウドソーシングとは、インターネット上で不特定多数の人の中から業務内容に合わせて案件を発注する仕組みをいいます。受注する側も、自分のライフスタイルやスキル・知識に合わせて案件を選べるのが特徴です。

個人の趣味のレベルから企業が発注する本格的な案件まで、さまざまな種類のお仕事があります。自分のスキルに合わせてこなせる業務の中から、高時給の案件を選択して受注することも可能です。また、将来の自分の仕事をイメージしながら案件詳細を確認したり、発注者、受注者の評価欄を参考にして仕事を受けてみるのも良いでしょう。


クラウドソーシングで受けられる仕事・相場は?


クラウドソーシングで発注される仕事はさまざまです。例えば、「ロゴ作成」「アンケート・モニター調査」、「ライティング」、「Webデザイン」、「イラスト作成」、「写真撮影」、「プログラミング」、というように、他にも様々なカテゴリーがあります。受け取れる報酬は、一概にはいえませんが、例えばロゴ作成の場合、2~5万円程度が相場です。ただし、作業量や納期までの時間、自分の能力によって得られる報酬は異なります。時給ではなく、成果報酬の案件が多いのも特徴です。そのため、時間を有効活用しながらライフスタイルに合わせた働き方で報酬を得ることが可能です。


大学生の時にクラウドソーシングを利用するメリット


大学生の時にクラウドソーシングを利用して仕事をした経験は、就活時にアピールできる場合もあります。例えば、クラウドソーシングで受注したロゴ制作やWEBサイト制作経験が実務経験としてあれば、履歴書や面接でもアピール材料になります。 また、メッセージなどを通じて仕事のやり取りをした経験は、実際の職場でも活かせるはずです。 このように、クラウドソーシングは、将来のキャリアにつながる経験やチャレンジができるだけでなく、自分の生活スタイルに合わせて仕事ができ、うまく活用すれば貯金を増やしていける可能性があります。

2.希望業界の長期インターンで働く

オフィス系インターン

なぜ、長期インターンがいいの?


長期インターンは、短期や1weekインターンとは違い、長いスパンで「実際に社員が行っている業務を見たり経験できる」のが特徴です。具体的には、「営業」「エンジニア」「デザイン」「マーケティング」など、他にも様々な業務があげられます。希望業界や目指す職種が決まっているなら、近くで適当にアルバイトを探すより、希望業界の長期インターンで働く方が将来的なキャリアに繋がります。また、オフィスで働くことが想定される仕事内容であれば、就職する前に実際の職場の雰囲気も体験できるため、よりいっそう働くイメージを具体的に持つことができるでしょう。


長期インターンは就活にも活かせる


インターンの実務経験を通じて、ビジネスマナーや業界の基礎知識といった仕事で求められることを学ぶことができます。この知識は、面接時のマナーや業界研究、履歴書でアピールするポイントを考える時などにも役に立ちます。

3.「収入」と「支出」のバランスを見直す

家計簿

なぜ、「収入」と「支出」のバランスを見直すの?


貯金を増やすためには、「収入を増やす」「支出を減らす」の2つが大切です。そのために、まずは現状を把握して、貯金の妨げとなっている原因を探す必要があります。その後、自分のライフスタイルに合った貯金方法を考えることが、効率的に貯金するための大切なポイントです。


まずは、家計簿を作ろう


現在の収支を把握するために、まずは家計簿を作りましょう。この時、「エクセル」を使って作成したり、「家計簿アプリ」を使うのもおすすめです。「エクセル」は、収支の計算はもちろん、必要項目の追加などが自分用にカスタマイズできる点がメリットです。
また、家計簿アプリは難しく考えなくても、必要事項を入力するだけで、日別、週別、月別の収支が簡単に表示されたり、統計をグラフ化してくれたりと、収支の状況がすぐに把握できる上、手間なく簡単に利用できるのが優れている点です。


家計簿の内容を見るポイント


家計簿は、「収入」「支出(変動費)」「支出(固定費)」「貯蓄」で項目を分けると分析がしやすくなります。特に、毎月一定額が必要になる通信費などの「固定費」は、今の生活にとって最適なものか一つ一つ見直してみるのがおすすめです。 意外と使いすぎていたり、実は自分にとってあまり必要のない項目が見つかるかもしれません。

家計簿は仕事の役に立つの?


オフィス系の仕事では、資料作成や進捗管理などで比較的エクセルを使う機会が多くあります。そのため、家計簿の作成等でエクセルの操作や使い方に慣れておくのは良いことです。特にエクセルに慣れていない人と、そうでない人とでは、作業スピードに多少なりとも差がでるはずです。

また、家計簿を分析することは、仕事をする上でも、「データ分析」や「解決策の提案」など、論理的思考が求められる内容において役立つ要素でもあります。その点で、家計簿アプリは、収支の統計をグラフ表示したり、月々、年単位などで視覚的にわかりやすく分析表示していたりするため、将来、マーケティングなどの仕事を希望している人にとっては、資料やレポート作成の際に参考になるでしょう。
このように、学生のうちに家計簿にふれておくことは、将来の自分の仕事に役立つ経験にもつながり得るのです。

4.在学中に起業する

学生起業家

在学中に起業するメリット


在学中に起業するメリットは、「やりたいことにチャレンジしながら収入を得られる」ことです。もちろん、起業するにあたり、ある程度の資金調達が必要なビジネスもありますが、元手のかからないビジネスであれば、リスクも少なくてすみます。例えば自宅で自分のパソコンで可能なネット系ビジネスであれば、サーバー代やドメイン代、自宅の光熱費と諸経費で済むため、初期費用をぐっと抑えることも可能です。

起業した後はどうする?


もし事業が波に乗ってきたら、事業拡大や収益向上といった段階といった次のステップを考えることができます。実績が認められれば、個人投資家やベンチャーキャピタルから必要な資金を集めることも可能です。
しかし、起業したからといって、すべてが順風満帆にいくとも限りません。うまく行くのはほんの一握りだったりします。
ただし、もし事業に失敗したとしても、学生のうちは何度でも新たなビジネスにチャレンジすることができます。失敗したら卒業後に就職するという選択肢も残っています。その場合でも、起業した経験やチャレンジが自分の財産となり、企業の採用担当者へのアピール材料になるなど、就活や仕事にも活かせるはずです。
実際スタートアップ企業などでは、そのようなチャレンジ精神旺盛で自ら積極的に事業提案できるような人材を求めています。
起業して順調にお金を増やしていけるケースと、軌道に乗らず、お金が増えないケースもあるでしょう。 しかし、結果的に就活が有利に進んだり、選択肢が増えることで、未来の自分はしっかり稼ぎ、しっかり貯金できる社会人となっているかもしれません。

学生でも貯金できる!就活や仕事にも役に立つ貯金方法を実践しよう

貯金を始めるなら、具体的な目標や計画を立てるのがポイントです。その際、収支のバランスを見直して、収入を増やす方が良いのか、支出を抑えるの方が良いのか、自分のライフスタイルに合った貯金方法を考えましょう。また、せっかくお金を貯めるのであれば、長期インターンなど、就活や将来の仕事に役立つ働き方で貯金するのがおすすめです。貯金を増やしながら、自分自身の将来的なキャリアにつながる知識と経験のストックも同時にできます。ぜひこの記事を参考に、自分に合った貯金方法を試してみてください。