ここでは、就活や将来の仕事にも役に立つ、大学生におすすめのお金の貯め方を4つご紹介します ・クラウドソーシングを利用して仕事を受注する ・希望業界の長期インターンで働く ・「収入」と「支出」のバランスを見直す ・在学中に起業する
クラウドソーシングとは、インターネット上で不特定多数の人の中から業務内容に合わせて案件を発注する仕組みをいいます。受注する側も、自分のライフスタイルやスキル・知識に合わせて案件を選べるのが特徴です。 個人の趣味のレベルから企業が発注する本格的な案件まで、さまざまな種類のお仕事があります。自分のスキルに合わせてこなせる業務の中から、高時給の案件を選択して受注することも可能です。また、将来の自分の仕事をイメージしながら案件詳細を確認したり、発注者、受注者の評価欄を参考にして仕事を受けてみるのも良いでしょう。
長期インターンは、短期や1weekインターンとは違い、長いスパンで「実際に社員が行っている業務を見たり経験できる」のが特徴です。具体的には、「営業」「エンジニア」「デザイン」「マーケティング」など、他にも様々な業務があげられます。希望業界や目指す職種が決まっているなら、近くで適当にアルバイトを探すより、希望業界の長期インターンで働く方が将来的なキャリアに繋がります。また、オフィスで働くことが想定される仕事内容であれば、就職する前に実際の職場の雰囲気も体験できるため、よりいっそう働くイメージを具体的に持つことができるでしょう。
貯金を増やすためには、「収入を増やす」「支出を減らす」の2つが大切です。そのために、まずは現状を把握して、貯金の妨げとなっている原因を探す必要があります。その後、自分のライフスタイルに合った貯金方法を考えることが、効率的に貯金するための大切なポイントです。
オフィス系の仕事では、資料作成や進捗管理などで比較的エクセルを使う機会が多くあります。そのため、家計簿の作成等でエクセルの操作や使い方に慣れておくのは良いことです。特にエクセルに慣れていない人と、そうでない人とでは、作業スピードに多少なりとも差がでるはずです。 また、家計簿を分析することは、仕事をする上でも、「データ分析」や「解決策の提案」など、論理的思考が求められる内容において役立つ要素でもあります。その点で、家計簿アプリは、収支の統計をグラフ表示したり、月々、年単位などで視覚的にわかりやすく分析表示していたりするため、将来、マーケティングなどの仕事を希望している人にとっては、資料やレポート作成の際に参考になるでしょう。このように、学生のうちに家計簿にふれておくことは、将来の自分の仕事に役立つ経験にもつながり得るのです。
在学中に起業するメリットは、「やりたいことにチャレンジしながら収入を得られる」ことです。もちろん、起業するにあたり、ある程度の資金調達が必要なビジネスもありますが、元手のかからないビジネスであれば、リスクも少なくてすみます。例えば自宅で自分のパソコンで可能なネット系ビジネスであれば、サーバー代やドメイン代、自宅の光熱費と諸経費で済むため、初期費用をぐっと抑えることも可能です。
もし事業が波に乗ってきたら、事業拡大や収益向上といった段階といった次のステップを考えることができます。実績が認められれば、個人投資家やベンチャーキャピタルから必要な資金を集めることも可能です。しかし、起業したからといって、すべてが順風満帆にいくとも限りません。うまく行くのはほんの一握りだったりします。ただし、もし事業に失敗したとしても、学生のうちは何度でも新たなビジネスにチャレンジすることができます。失敗したら卒業後に就職するという選択肢も残っています。その場合でも、起業した経験やチャレンジが自分の財産となり、企業の採用担当者へのアピール材料になるなど、就活や仕事にも活かせるはずです。実際スタートアップ企業などでは、そのようなチャレンジ精神旺盛で自ら積極的に事業提案できるような人材を求めています。 起業して順調にお金を増やしていけるケースと、軌道に乗らず、お金が増えないケースもあるでしょう。 しかし、結果的に就活が有利に進んだり、選択肢が増えることで、未来の自分はしっかり稼ぎ、しっかり貯金できる社会人となっているかもしれません。
貯金を始めるなら、具体的な目標や計画を立てるのがポイントです。その際、収支のバランスを見直して、収入を増やす方が良いのか、支出を抑えるの方が良いのか、自分のライフスタイルに合った貯金方法を考えましょう。また、せっかくお金を貯めるのであれば、長期インターンなど、就活や将来の仕事に役立つ働き方で貯金するのがおすすめです。貯金を増やしながら、自分自身の将来的なキャリアにつながる知識と経験のストックも同時にできます。ぜひこの記事を参考に、自分に合った貯金方法を試してみてください。