クリ博編集部
デザイナーやプログラマーなどのクリエイティブな職種での就職を目指す新卒学生と、クリエイターを採用したい企業とをつなぐため、オンラインでの一括選考就職イベントや就活準備講座、企業とのコラボセミナーなどの企画運用を実施。就活に悩む学生との個別面談も随時実施中。就職活動に役立つ、様々なお役立ちコンテンツを発信している。
大学のレポートや資料作りに苦労していませんか?パソコンの利便性は理解していても、手書きで頑張っている人も多いです。しかし、パソコンスキルはいずれ必要となります。今回は、大学生におすすめのパソコンの選び方をご紹介します。
はじめに結論を言うと、パソコンは大学生のうちから持っているべきです。必要になったら、大学やネットカフェで借りればよいと考えがちですが、個人的に所有して、日頃から操作に慣れておくと、後で必ず役立ちます。
大学卒業後のことを考えてみましょう。たとえ普段デスクワークが少ないとしても、ほとんどの会社でパソコンに触れる機会があります。新入社員として入社し、はじめは覚えることだらけで頭がいっぱいになることでしょう。そんな中で、パソコンの操作に慣れているかどうかで、仕事のスピードは大きく違ってきます。
また近年では、若い人はパソコンを使えて当然と考える人も多いです。エキスパートを目指すまではいかないまでも、最低限使えるようにしておいた方が無難です。
大学生がパソコンを購入する際には、その目的を明確にしましょう。決して安い買い物ではありません。せっかく購入するのなら、目的に沿って最大限活用するべきです。
大学の授業では、単位を取得するためにレポートの提出が必要になるケースが多いですよね。レポートは、手書きで提出する場合もありますが、近年ではパソコンで作成したものしか受け付けない教授もいます。
手書きのレポートに慣れている人がパソコンで作成するようになると、その利便性に気づくはずです。パソコンでレポートを作成すると、おおよそ書き上げた段階でも、簡単に修正でき、文章構成を変えるのも楽に行えます。また、学生はプレゼンをする機会もあります。プレゼンに必要な資料もパソコンで作ると便利で見やすいです。
社会人になってからだけでなく、大学在学中にもパソコンを使用する場面があります。特に就活時にはインターンシップやSPI、エントリーシートの作成など、パソコンを使用する機会が多々あります。就活をスムーズに進めるためにも、大学在学中から基本的なパソコンスキルは身に着けておきたいところです。
スマホでSNSが利用できて、他者とのコミュニケーションが可能であれば、パソコンは必要ないと思うかもしれません。しかし、社会人になると、パソコンを使ってメールを送ったり、Skypeでミーティングしたりと、パソコンでコミュニケーションを図る機会は多く出てきます。大学生のうちから、これらの機能や使い方を知り、慣れておくことで社会人になってから役立てることができます。
大学生がパソコンを購入する際には、価格や見た目だけでなく、自分に合ったものを選ぶことが大切です。パソコンは、一見分かりにくいですが、特徴や性能はそれぞれ異なります。自分の使い方に適していないパソコンの場合、処理速度が遅く、作業に時間がかかる恐れもあります。
1. パソコンの型
2. OS
3. 文系か理系か
4. パソコンのスペック
5. 付帯機能
6. メーカー
7. サイズ・重さ
8. 価格
パソコンには、デスクトップ型パソコンとノートパソコンの2種類があります。大学や高校にあるパソコンの主流はデスクトップパソコンですが、大学生が個人で使用するならノートパソコンの方が便利です。
ノートパソコンの最大のメリットは、持ち歩きができることです。近年ではますます軽量化が進み、移動中に使用できたり、カフェでリラックスしながらレポートを書いたりと、場所を選ばず使えます。また、使用しない時にはコンパクトに収納できるため、自宅に置くためのスペースにも困りません。
OSとは「オペレーション・システム」の略で、コンピュータの処理を管理するプログラムのことです。日本で使用されるパソコンのほとんどが、MacもしくはWindowsを搭載しています。学生がパソコンを選ぶ際も、MacかWindowsが搭載されているパソコンどちらかを強くおすすめします。
Windowsは、世界中のパソコンで最も多く搭載されているOSです。実際に、日本の企業で使用するパソコンの多くはWindowsを搭載しています。各メーカーのパソコンに搭載されているため、手軽な価格のパソコンを見つけやすい点がメリットです。大学生のレポートや資料作りに便利なMicrosoft Officeが、はじめからインストールされているパソコンも多いため、すぐに使用しやすいです。
iPhoneで有名なアップル社のOSです。Macは、アップル社のパソコンしか搭載されていませんが、iPhoneやiPadとの連携がしやすいため、iPhoneユーザーに人気が高いです。また、グラフィックに強いことや、デザイン性が高いことも特徴です。
大学生がパソコンを選ぶ時は、価格やOSだけではなく、文系か理系かも重要なポイントになります。自分の使いたい機能や目的に沿わないスペックのパソコンは、使いづらく、勉強に支障が出てしまいます。
文系の場合、あまりパソコンに負荷のかかる作業はしません。そのため、CPUはCore i5、メモリは4G程度でほぼ問題ないでしょう。長期的にストレスなく使いたい人は、メモリ8Gがおすすめです。
理系の場合、実験画像を見たり、演算処理をしたりと負荷のかかる作業が多くなります。そのため、より高性能のパソコンが便利です。CPUはCore i5以上、メモリは8G以上が望ましいです。
パソコンのスペックは、以下3つのポイントで判断します。
・CPU
・メモリ
・記録装置
パソコンの多くは、IntelのCPUを搭載しています。シリーズは様々で、「Core i」シリーズのi3・i5・i7が主流です。数字が大きいほど、性能が高く、処理スピードも早くなります。
メモリは、様々な作業を同時に進行する際に影響しますが、CPUと連動していることが多いため、あまり気にする必要はありません。数字が大きくなるほど、作業が同時進行しやすいと捉えると良いでしょう。
ストレージは、データを保存するための場所のことで、HDD、SSD、eMMcの3種類があります。近年では、SSDが主流になっています。
大学生がレポートや資料などを作る場合、文書作成や表計算などを行うソフトが必要です。
Officeソフトは、Microsoftの基本ソフトウェアのことを言います。文書作成のためのWordや、表計算のExcel、プレゼン資料のためのPowerPointなどがあり、大学生の必須ソフトとも言えます。しばしば、Officeソフトはどのパソコンにも付属していると思われがちですが、実は違います。非常に安価なパソコンの場合、Office製品が入っていない可能性があるため注意が必要です。
ドライブは、CDを入れるところのことで、ノートパソコンにより搭載の有無は異なります。ドライブは必ずしも必要ではありませんが、データを取り入れる際にあれば便利です。もし、ドライブ搭載していないパソコンを購入したあとで、ドライブが必要となった時には、外付けのものを購入することもできます。
パソコンのメーカーは、国内メーカーと海外メーカーの両方が販売されています。
東芝やNEC、富士通、Panasonicが主流です。海外製のものに比べると、やや軽く、衝撃に強いなどの特徴が見られることもありますが、あまり大きくは変わりません。海外製のパソコンに比べると、高価で販売されていることがほとんどです。
デルやHP、レノボが有名です。世界中で広く利用されているため、品質にも定評があります。国内製のものと同じくらいのスペックでも、安くて良いものがたくさんあります。HPはアメリカの会社ですが、日本の工場で組み立てているモデルも販売しています。
パソコンを選ぶ上で、サイズや重さも重要なポイントです。ノートパソコンは持ち運びが便利な点が大きなメリットですが、使用感が良くなければ長時間の作業がつらくなります。
一般的なノートパソコンの画面は11インチ、13インチ、15インチが主流です。11インチのものはコンパクトですっきりしていますが、画面が小さいためやや作業がしづらい恐れがあります。その一方で、15インチになると大きすぎて邪魔になる可能性もあります。間をとって13インチは、大学生が講義室に持ち込んでも邪魔にならず、快適に利用しやすいサイズです。
ノートパソコンの重量は、1㎏未満から2㎏超まで様々です。持ち運ぶ時の負担を考慮すると、1.5㎏以下が良いと言われています。
パソコンの価格は国内メーカーか海外メーカーかで大きく異なり、さらにスペックによっても変わってきます。おおよその目安として、5万円以上10万円以下のクラスならレポートや資料作成には十分です。10万円以上のものには、ハイスペックなものが多いため、理系の学生でパソコンをしっかり活用したい場合におすすめです。
今回は、大学生におすすめのパソコンや、パソコンを使った方が良い理由についてご紹介しました。パソコンは、はじめは手書きの方が簡単だと感じるかもしれませんが、慣れるとその利便性にすぐ気づくはずです。現代では、どの会社でも当たり前に使うものですから、学生時代に慣れておくに越したことはありません。電器店などで販売されているパソコンには様々な種類がありますが、今回ご紹介した7つのポイントを参考に、自分に合ったものを選びましょう。
デザイナーやプログラマーなどのクリエイティブな職種での就職を目指す新卒学生と、クリエイターを採用したい企業とをつなぐため、オンラインでの一括選考就職イベントや就活準備講座、企業とのコラボセミナーなどの企画運用を実施。就活に悩む学生との個別面談も随時実施中。就職活動に役立つ、様々なお役立ちコンテンツを発信している。